「銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける」の感想

付き馬屋とんぼ
付き馬屋とんぼ
 
コメント
むむむ、ここまで順風満帆(あくまでも帝国と黒姫一家のトータルに関してですが)だと、
何かとんでもないしっぺ返しと言うか足下掬われがあるような気がしなくもなく。
オーベルシュタインはラインハルトの信用はかなり失ってるとは言え憲兵総監として健在ではあり
持論のNo.2不要論を捨てた訳じゃないだろうからジーク×アンネは認めがたいだろうし、
無論黒姫の排除も諦めた事はないはず。
またインチキ戦争期間中にすっかり感化されたゾンバルト達と違ってトゥルナイゼンなんかは
恨みを抱え続けてる事でしょうし(それとも真金髪艦隊に同行してて気が晴れたかな?)
また「ウルヴァシーにはルッツのみが残り」というのも何やら縁起が悪く、以前の回での
地球討伐が詳述されてないという事は、ユリアン一行の関与がない以外ほぼ原作どおりなのかもですが
その分ド・ヴィリエ一派も生き延びてる可能性もかなり高そう。
でもってこの時期の原作を振り返ってみれば原作者のコメントで
「キルヒアイス殺しは早すぎた、せめて即位の頃まで生かしとくべきだった(大意)」ともあり…
あああ続きが楽しみなのに何やら杞憂も募るばかりでどうしましたものか…