「Fate/magic girl-錬鉄の弓兵と魔法少女-」の感想

チュンチュン
チュンチュン
 
悪い点
表現や描写がシンプル過ぎる点
第4話(プロローグ+3話)まで読ませて頂きましたので、所々で気になった点(誤字など含む)はというと

プロローグにて
>そして、ゆっくりと瞼をあける。
3行後(空白行含まず)
>ゆっくりと立ち上がりフェンスのそばまで歩み寄る。
連続して同じ修飾語を使わずに「静かに」など表現を変えるといいと思います。「ちなみに」なども。

第1話にて
>箱から取り出した宝石をしばらく見つめ続ける。
>だがいつまでもこうしているわけにはいかない。
>すでに俺はこの地に降り立ったのだ。
>涙を拭い、意識を切り替える。
>まずは現状把握が最優先
例として適切ではないかもしれませんが、「文章の流れ」についてです。
見つめ続けている状態から「だがいつまでも~」の下りで、ある意味既に「意識」が切り替わっていると捉えることもできますので、
>箱から取り出した宝石をしばらく見つめ続ける。
>だがいつまでもこうしているわけにはいかない
>涙を拭い、意識を切り替える。
>すでに俺はこの地に降り立ったのだ。
>まずは現状把握が最優先
という順序にすることもできますよね。
文体がシンプルなので「流れ」に気をつければ「自然さ」が増す部分もあると思います。
そういう「自然さ」でいうと
>外面身体
も「身体外部」にした方がいいかもしれません。

あと、小説の作法として正しいのかはわからないのですが、手紙の部分を―――手紙の内容―――などで地の文と区別されたら読み易くなると思います。

最後に、キャラ設定を説明する部分の違和感です。
例えば、遠坂凛は「元の世界と違う部分」について説明しますが、士郎がその説明により「吸血衝動は今まで通り抑えることができる」が分かった事にしてしまうとそれは「元の世界と同じ部分」が説明されたことになってしまいます。

過去編についても、太陽が結構高い位置にある時間に公園の水飲み場で現在に至るまでの大量の過去を回想するよりも、眠っている時に「夢」として回想した方が(ありきたりかもしれませんが)自然に感じます。
 
コメント
にじファンでも楽しく読ませて頂いていましたが初感想です。
無理せず頑張って下さい。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
コメントありがとうございます。

なるほどです。
夢で過去の回想ですか。
自分が書いたものだと細かな修正はしても大きな修正はなかなか思いつかないもです。
参考になりました。

これからもよろしくお願いします。